透明なゆりかご 6巻38話★「師長さんについて」 ネタバレ・感想/沖田×華
★透明なゆりかご/6巻38話/ネタバレ・感想/沖田×華/ハツキス
抜けていた分のあらすじです。
●「師長さんについて」 ネタバレ・あらすじ●
27歳の甲本さやかさんは妊娠19週になったばかりなのに破水してしまい、子宮口がこれ以上開かないように緊急手術をする必要があったけれど。。
結局間に合わず、、甲本さんは以前の流産に加え、死産まで経験してしまいます。。。
すると×華は、さすがにこればかりは慣れない・・・、なんで師長さんはあんなに冷静に対応できるのだろう・・・と不思議に感じるように。
しかも直後、×華は師長さんから死産した赤ちゃんを運んできて処置室で甲本さんに会わせるように指示され、余計に戸惑ってしまいます。
と言うのも、今とは違い当時死産の赤ちゃんは母親に見せないよう・亡くなった後は隠すように処置することが多かったから。
だから×華は甲本さんがかえってショックを受けてしまうのでは・・・と危惧したけれど、師長さんは「ショックを受けないよう最善の方法で会わせることが私たちがすべきこと」だと断言。。
そして師長さんは、亡くなった赤ちゃんに丁寧に「お母さんに会わせるための支度」をしながら、×華に対して「看護師の仕事」について語り始めたけれど・・・!?
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●感想●
産科勤務歴33年の大ベテラン、××クリニックの師長:小坂栄子さん(55)の過去とポリシーが明らかに。。。
そ・・・それにしても、、甲本さんの死産のシーンも何とも言えない悲痛なものだったけれど、、、師長さんが経験した「取り出す処置」・・・・・・・・・・・・。。。
ひええええええ。。。こ・・・これは50年前の処置であって、現在の産婦人科では行われてない、って書いてあるけど・・・凄まじすぎて言葉を失う・・・。。。
母子ともに死亡するケースだから、、母体を優先・・・って・・・。
今までも、例えばマンガに交通事故に遭った妊婦さんがとか・命が危ない妊婦さんが登場した時、「母体を優先してください!」とか家族が言うシーンをなんども見てきたけれど・・・。
その時、あんまりピンときてなくて。。
でもこれを読んだら、現実ってこういう事なの・・・!?と愕然。。
全部が全部じゃないんだろうけど、、当時の母体を優先って、こんなに残酷な言葉なの・・・!?(汗
こんなことをしなきゃならないお医者さんって・・・いや、「しなきゃならない」って言葉も変かもしれないけど、、・・・厳しい世界なんだなあ。。。。。。。
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それでも母体の命を救うため、処置してくれる・・・と言うことなのか。。。。。
それに引き換え、今回師長さんが死産の赤ちゃんにしてあげた「処置」(って言葉が正しいかは、わからないけど)・・・。
なんだか、ほっとした。。。
流産したときはただ悲しいだけだったけれど、今回のこのご対面で、、甲本さんも悲しみのなかに嬉しさが交じった涙を流していたし・・・。。。
前から玄人感半端ない師長さんって、どんな人生だったんだろう・・・って思ってたけど、、今回のを読んだら納得でした。。
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◆沖田×華先生作品ネタバレ感想記事 「ギリギリムスメ」・「はざまのコドモ~息子は知的ボーダーで発達障害児~」
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