2020-07-08(Wed)
私が恋などしなくても 4巻【最新】16話【ネタバレ・感想】【最高に厄介な恋敵】一井かずみ
★私が恋などしなくても/4巻【最新】16話/あらすじ・ネタバレ・感想/一井かずみプチコミック8月号2020/少女漫画~女性漫画
●私が恋などしなくても 16話 「包まれる」 ネタバレ・あらすじ●
「どうして 好きな人に触れてる ただそれだけのことが こんなにこんなに 嬉しいんだろ?」
その後。。結芽は成川への「触れたい」加減や甘い気持ちもだいぶ増えて、2人は安定したラブラブ具合になって行ったけれど・・・ここでまさかの激震が。。
と言うのも、、Violaには年に二階の新人漫画賞があるのだけれど、今回初めて賞創設以来の特別大賞が出て・・・
その作家さんが水緒(みお)なるPNで、27歳で初投稿とは思えない至高の一本を投稿してきて。。。
で、、その超大型新人がなぜか結芽を担当指名してきたから、ただでさえめちゃくちゃプレッシャーがあったんだけど。。
なんと初・顔合わせに現れたのは23歳の美少年:飛田水緒(とびたみお)で、実は投稿作の持ち込みは姉に行ってもらったらしい。。
しかも男だと分かると作品だけで純粋に判断してもらえないかもしれないし、怪しまれて結芽を担当につけてもらえないかもしれない・・・と考えてそうしたらしいです。。
さ・・・さらに、、結芽が投稿作は掲載号を調整中で・引き続き新作を・・・とふつうに話をすすめていったのに、水緒はめちゃくちゃ不満げに「あんた・・・本当に”茅野結芽”?」
とそもそもの部分を疑い始めたかと思ったら、投稿作を捨てておいてくれ・デビューを辞めると言いたい放題。。。
となると結芽は愕然として、こんな大型新人を取り逃がしたら大変なことになる・・・と危機感を持って説得に当たります。
”この人はどうすれば 描いてくれるんだろう・・・?”
だからまず、結芽はなぜ自分を担当指名したのか聞き出し、水緒の本心を探ってみたけれど・・・!?!?!?

●私が恋などしなくても 16話 感想●
成川が落ち着いた大人の魅力&若干ワイルド系の黒ヒョウとかだとしたら、水緒は金髪美少年・栗毛ポニーって感じかな・・・?
(たまに暴れ馬になる時があるみたいだけどw)
しかし、、、、、、、、、、、、、、こ・・・これは成川がうかうかしてられない異常事態かも!?
と言うのも、水緒は素子先生は成川が担当を始めてから面白くなったけれど、結芽が担当していたころの方が言葉が綺麗だったと、
そしてどうも自分は男だからその部分が徹底的に欠けていると思っているらしい。
例えば、女性の気持ちを分かっているようでうまく言葉にできなくて、でも結芽が素子先生を担当していた時はヒロインの感情がうまく言葉として
表現できていたから、そこに猛烈に憧れてそれ目当てで担当指名したみたい。。
作家として、もうひとつ次のステージに進みたいのにどうにもならなくて、でもそのヒントを結芽なら知ってるんじゃないかと賭けてきた感じですかね・・・?
だけど結芽としてはそんなものがわかっていて他人に授けられるくらいなら、素子先生の担当を外れずに済んだし・作家にバカにされたりコンペに落ちたりもしない、
なによりまんが局でこんな想いなんかしてない・・・と感じてしまって、ありきたりな取り繕う返事しかできなくて。。
でもとにもかくにも作家生命にかかわるような事だから水緒はそんなおためごかしなど許さず、「こっちが弱味晒け出して 訴えてんのに
編集って人は建前並べてすましてんのかよ!!」と逃げを許さない猛抗議。。。。。。
すると思わず、結芽は成川にすら言った事のない「本心」を吐露してしまって・・・泣いたり、、それでも水緒に認めてもらったりと・・・
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かなり魂での結びつきが発生しちゃったような・・・そんな不穏さが。。
会社に入って4年、初めて自分の言葉を口にした・・・か。。
で、、その相手が成川じゃなかったこととか、、その他・・・結構水緒に心持っていかれてないかい!?!?
この漫画読んでると、漫画家だけじゃなくて意外と編集さんもアーティスト気質っていうか、、めちゃくちゃこだわりとか・・・感性で動いてるところあるから、
ただ単なるイケメンとかよりもこんな水緒みたいな存在が一番厄介な恋敵になるのかも。。
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なんかここ1・2年位?もうちょい前後してるかな??
プチコミック、やたら文学ネタ絡めて来るようになったなあ・・・あの作家さんもこの作家さんも・・・とか思ってたんだけど、結芽のモデルが小学館にいたりして・・・とか思ってしまったw。
(なんか作家さん自体が日本文学好きって言うよりは、編集さんの好みとか知恵なのかな・・・?と思う事が多かったから)
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