学校へ行けなかった僕と9人の友だち 1話【ネタバレ・感想】【鳥山明先生に会った後の不登校生活】棚園正一
★学校へ行けなかった僕と9人の友だち/1話/感想・あらすじ・ネタバレ棚園正一/アクションコミックス/青年漫画
※小中学生の不登校時代を描いた「学校へ行けない僕と9人の先生」と、それ以降の紆余曲折を描いた今作:「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」があります。
「学校へ行けない僕と9人の先生」については同じカテゴリ「学校へ行けない僕と9人の先生・学校へ行けなかった僕と9人の友だち」にUP済みです。
●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 1話 ネタバレ・あらすじ●
主人公の棚園正一が小中9年間の不登校だった経験をもとに描いた漫画「学校へ行けない僕と9人の先生」を描くと、同じ不登校や引きこもりの子を持つ
ご両親・教育関係者を中心に多くの人々に広がり、新聞記事になったり・今では時々講演会の依頼なども舞い込むまでに。
となると・・・もともとは「学校」に行けなかった僕が、大人になってこうして・・・その「学校」で、たくさんの人を前に話をしているなんて・・・と、正一はしみじみと不思議に感るのでした。
そう、正一は自分の漫画を描く傍ら、美術教室や専門学校で講師の仕事もしていて、あんなに学校嫌いだった僕が、学校の職員室で先生たちと昼食をとるなんて・・・とそんな皮肉な運命を感じたりも。。
そしてそれでいて、職員室にて他の先生の周囲のグチなどを聞いてみると、学校の先生も同じ人間だったのだなと改めて考えたりもするのでした。
しかし、、正一が講演会に参加してくれた人々のアンケートを読んでみると、不登校について理解を深めてくれた人もいるものの、逆に「もっと具体的な解決策が聞きたかった」・
「棚園さんは運が良かっただけ」と突き放してくるパターンも。。。
それに・・・講演会後のサイン会で切羽詰まった親御さんから悲痛な訴えかけをきく機会もあり、、正一はこういう時に一体どういう言葉を
返せば、少しでもこの人たちの力になれるんだろう・・・と悩んでしまうのでした。
でも正一がここまで変わることが出来たのには、いろいろな人たちとの出会いがあり・その中で少しずつ少しずつ変化していけたのだそう。。
そう、まずは「あの」鳥山明先生に会ってお話を聞くことができて、感銘を受けたあと・・・、、正一は学校に行けない事を気にするよりもどんなストーリーにすれば
いいかとか漫画を描いたり考えたりする時間の方が増え・担当さんがつくほどになったのだけれど、・・・逆に気負い過ぎて漫画が描けなくなってしまったりもしたのでした。。
となると、漫画も描けないまま家にいていいのかとも思うし、このままじゃ担当さんにも見捨てられちゃうし、、家の窓から地元中学の同級生の下校姿を
眺めたら、なんだか小学校の頃に戻ってしまったみたいだし・・・学校に行けないまま・何の価値もない人間になってしまうのでは・・・!?
もう中学三年生なのに・・・と、正一は焦るばかり。。
でもある日勇気を出して学校に行ってみたら、正一は意外な人物と交流するようになり・・・!?!?!?

●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 1話 感想●
5年前のちょうど今頃ネタバレ感想記事を書いた前作:「学校へ行けない僕と9人の先生」のことは今でもよく覚えていて、その後 続編でないかな~なんて時たま思ってもいたもので、
鳥山明先生に会った後の不登校生活どうだったんだろう・・・とドキドキしながら本を読み始めたのですが。
作中、講演会の感想では運が良かっただけと書かれてたし、、この本自体のRenta!レビューでも「主人公は学校に行けなくても 漫画を描く才能に恵まれ、周囲のクラスメイトにも恵まれたので、立ち直れたのでは・・・」云々と言う厳しい意見があったりして・・・ひええという感じ。。
いやでも、、確かに鳥山先生に出会えたり・漫画を描けたのはラッキーだったじゃないか・・・!と、まだもがいてる人から見れば、そう思えちゃうのかな。。
立場によって、見えるもの・感じるものが違うのもそりゃそうだだし、もう脱出できちゃった棚園先生のことを、まだ不登校かその他のことで悩んでいたり・
何かを諦めてしまったりした人からしたら、感情は一致できないのかな。。どっちもどっちもなりに、正解なんだろうなあと。。
ただ多分棚園先生も作品を世に出す前にそう言う事を言われるんじゃないかとは予測しただろうし、1作目のあとそう言う感想があっても2作目を
スポンサーリンク
出したかもしれないし、誰かが何かを言ったとしても自分が見て体験した奇跡が他の誰かのヒントや礎になるかもしれないのだから、
そこは気にせずどんどん描いてほしいなあ・・・と思ったりも。。
ほんと、デリケートなテーマなので、、表現難しいんですけどね・・・でもだからこそ経験者が語る夢のある・将来もある話を読んでみたいなあと思うわけです。。
少女漫画が乙女の夢を描くものならば、この主人公がどんな人と出会って夢を手にしたのかも、非常に気になると言うか。。
スポンサーリンク
あと前作より絵が読みやすくなっていて、ご本人も絵が上手かっただけじゃなくて努力なさったんだろうし・・・。。。
(いや、、年月経てばうまくなってるの当たり前!と思うかもしれませんが、デジタル化や作家さんの高齢化なんかで結構絵があれ?となってしまう
こともあるんですよね・・・^^;;(ある種、同窓会で昔かっこよかった人が・・・と言うくらいの激変があったりする)。。
だからこそ、進化してる作家さん見ると嬉しくなってしまうと言う・・・^^;;。)(小声)
そんなこんなもあり、個人的にはどんな話運びなのか期待大です。。
sponsored link
- 関連記事
-
- 学校へ行けなかった僕と9人の友だち 4話【ネタバレ・感想】【フツウじゃなくても】棚園正一
- 学校へ行けなかった僕と9人の友だち 3話【ネタバレ・感想】【卒業式の時ぐらい楽しそうな顔しなよ】棚園正一
- 学校へ行けなかった僕と9人の友だち 2話【ネタバレ・感想】【不登校あけの友達】棚園正一
- 学校へ行けなかった僕と9人の友だち 1話【ネタバレ・感想】【鳥山明先生に会った後の不登校生活】棚園正一
- 学校へ行けない僕と9人の先生 ネタバレ・感想/棚園正一
▼記事が役立ったら押してね(´ー`)φ♪▼


