学校へ行けなかった僕と9人の友だち 6話【ネタバレ・感想】【「ちゃんとした大人にならなきゃ」】棚園正一
★学校へ行けなかった僕と9人の友だち/6話/感想・あらすじ・ネタバレ棚園正一/アクションコミックス/青年漫画
●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 6話 ネタバレ・あらすじ●
2000年、プロ漫画家さんのアシスタントの仕事をもらえそうになった正一は、上京して一人暮らしを始めることに。
なのにいざ引っ越しも終え準備万端なのに、連絡がこないどころか話がなくなってしまったのでした。
しかも担当者は無責任に「正直今の棚橋くんの実力じゃ厳しいかもね」と、あまり今後も期待しないようにとくぎを刺してくる始末。。
さらにその後マンガを何度持ち込めど評価は厳しいばかりで、正一は両親もあんなに応援してくれてたのに・・・とか、
このままじゃダメだ・・・なんとかしないと・・・!!とか、つらい気持ちにばかりなってしまうのでした。
ただし少しでもお金を稼がなければと、正一は漫画の参考になりそうなのもあって古本屋さんチェーンでバイトをすることに。
すると環境には恵まれたものの、やはりマンガがうまく行かないから、仕事で自立しなきゃ・ちゃんとした大人にならなきゃと思うあまり、正一は・・・!?!?!?
●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 6話 感想●
前話はなかなかすがすがしい展開があったものの、今話は現実に直面したり・・・でも、逆に予想外の展開もあったり。。
この辺生々しさがありつつも脱皮していく感じ、リアルでやっぱり味わいある一本かな~と思うような。。
と言うのも、精神的な器みたいなもののキャパが歳や経験とともに大きくなっていくものだとして、たとえば正一は不登校になっていたころは
50の器に常に47・8のいっぱいっぱいがあってすぐあふれてしまってて。。
それは人としてトータルで劣っているかというよりは、すこし臨機応変さ(?)みたいなものには不足してたかもだけど、別に全否定されるものでもないというか・・・!?
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例えば走るのが多少遅いからと言って体育全部がダメで人間失格にはならないし、進級できないわけでもないし、ほかの球技とかで
ミートがうまいとか踊るのが楽しいとかそれなりに「ふつう」の枠におさまるものなのに、この時期の「つまづき」みたいなものって
ただのつまづきなのに絡まって倒れてしまって全否定に簡単に繋がってしまうような難しさがあるんだな~と、今作読みながら思うことが多いかも。
で、つまづきぶりだけじゃなくて逆に ここのとこの揺り戻しがありつつもの脱皮振りを見てると、その都度の経験が直後・直接的には関連なくても
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心の器みたいなものが55・60とひそかに少しは増えていて、さらに経験や解消でもともとのいっぱいいっぱいも40・35とじわじわへっていて、
だからドーンと何かあったりした時は しばらく閉塞感に満ちていても、前よりも前進できてるような・・・?そんな年輪を、読みながら感じるかなあ。
マンガ読んでると直接的なきっかけで天啓を得たかのように前進していく主人公が多いけども、現実ってこういうまわりまわった上での心の余裕とか
何かしらの年輪みたいなものがのちのち間接的に効いてくることのほうが多いような気がするのよねえ、、その辺がこの話は妙にリアルに感じるかな~。
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