2020-12-22(Tue)
学校へ行けなかった僕と9人の友だち 8話【ネタバレ・感想】【やっと打開・・・!?】棚園正一
★学校へ行けなかった僕と9人の友だち/8話/感想・あらすじ・ネタバレ棚園正一/アクションコミックス/青年漫画
●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 8話 ネタバレ・あらすじ●
”学校へ行けない僕は フツウじゃないんだ”
正一はその後、小学校の時、道路を歩いて登校していく児童たちを自宅の窓から眺めながら、そんなふうに苦しい気持ちになっていたころのことを夢に見たりも。。
というのも、2008年になると、正一は漫画家になる夢に挫折したため、美術大学で就職活動を始めていたのだけれど。。。
なにせもう卒業生だし、夏前で求人が落ち着く時期だし・・・でうまくいかず、求人情報を探しても絵にかかわる仕事なんてほとんどないし、
就職するつもりでバイトも辞めてしまったし・・・で、とても行き詰ってしまったのでした。
そう、周りの同級生たちはみんな就職して立派に働いているんだ・・・。。
”いつまでも結果の出ない漫画にしがみついてたって 何も変われない!! なんとかしなきゃ・・・
だけど漫画以外に 僕がやりたい事って-----!?”
だから正一が困ってしまっていたら、たまたま小学校の同窓会に誘われ、迷いつつも一応行ってみることにしたのでした。
とはいえ小学校時代うまくいってなかった正一は、いざ同窓会に参加してもぼっちで浮くばかり。。
なので正一は余計にコンプレックスがうずきだしてしまったのだけれど、吉岡和也くんなる元同級生が「絵が上手かった子だよね!?」と話しかけてきてくれるのでした。
するとこのご縁を経て紆余曲折の末、正一は・・・!?!?!?
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●学校へ行けなかった僕と9人の友だち 8話 感想●
もう25歳だ、いい歳して甘えてるだけだ、ちゃんとした大人にならなきゃ・・・と焦りからまわりする正一、、どうなるのかと思ったら・・・。
今話、やーーっと打開できてきたかも・・・?
今までも、その都度節目はあったんだけどねえ・・・。
なんていうか、今度こそ!と思ったのに全突破できなくても、こういうリアルな紆余曲折を見てるとこういうのが人生なのかもなあと思えるような気も。。
なんかほんと、直接的に・直線的に突破してくんじゃないし、打開の因果関係がそれぞれモロじゃないし、でもやっぱり今までのことって無駄じゃなかったんだなあとは思えるのよねえ。
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こういう人生行き詰まり→打開漫画って 変な話・間とばして読みたくなるものだけど、このお話ってそれぞれに意味があってひとつずつ
石を積み重ねて・ぐらぐらしつつも高さを出していけてるところが現実っぽさが強くてイイかなあ。
(回顧録的なものってカッコつける系かひたすら情けない系(?)になりがちだけど、微妙なダサさもプライドも描きつつも・何かがつかめずに脱しきれない
今どき現実感・等身大感があるって言うか。
不登校ものだけど不登校に関係ない人でも、その辺の蛇行運転ぶりをじっくり味わえるんじゃないかなあ。
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