2021-08-03(Tue)
ひとりでしにたい 3巻15話【ネタバレ・感想】【熟年離婚は安易じゃない】カレー沢薫。。
★ひとりでしにたい/3巻15話/感想・あらすじ・ネタバレ/カレー沢薫。。/モーニング・ツーより、コミックDAYSに移籍?/女性漫画・青年漫画・ヤングレディースコミック
3巻は、15~21話。
・・・・・・3巻も、濃いなあ(笑)。。。
●ひとりでしにたい 15話 「別れてほしくない」 ネタバレ・あらすじ●
子供部屋オバサンの鳴海はある日「終活」の必要性を感じ、でもそのうちに両親にも終活が必要では!?と思うようになったものの、、
実母が既に企んでいた・・・「熟年離婚」の可能性を知り真っ青に。。
しかもこの件を同僚に相談してみたら、熟年離婚したら旦那の年金の半分がもらえるからと離婚を考える専業主婦が増えたけれど、
そもそももらえるのは国民年金をのぞく厚生年金の、婚姻期間分だけだから・・・自分の国民年金を足しても月額10万円以下がザラで、
とてもじゃないけれどひとりで生活は無理 = 夫も一部でも年金を取られるのは痛手 = 熟年離婚は夫婦ともに金銭的にやっていけない・安易じゃない、
W貧乏になって子供にのしかかってきたりするらしい・・・とのことです。。
そのうえ、他に収入のあてが・・・?ならいごととか・・・?という話になったものの、中高年の習い事は不倫とマルチの巣窟になってるとこ
があるらしい、離婚後浄水器を売り始める元主婦は多い、離婚弁護士の間では「水商売」と呼ばれているらしい・熟年ぶーぞくする人も居る、、、・・・等々の悲惨エピソードてんこもりです。。
ただ、実家が持ち家でその計算をしてみると、、熟年離婚できそうな可能性も・・・!?
でもそこまでわかった段階で、鳴海は同僚に「つーか山口さんの実家割と「太い」んですね うちなんか賃貸だし貯金もなさそうだし絶対ムリですよ!!」と言われてしまうのでした。
となると鳴海は、その実家の太さを生かしてもう少し早く人生設計してれば今になって急に焦ることなかったかも・・・
ヌルい環境で無知で無神経で幼稚と悪い方にしか作用しなかった・・・と痛感。。。
とは言えここで、鳴海は那須田が言っていた「言葉」を思い出し、自分のとりえはそこだけなんだから馬鹿正直に反省してやり直すしかないとも思うのでした。。
ところが、、この件を那須田に相談してみたら、「ずと主婦で割といい家に住んでて そこそこ身なりもよくて 習いごともしてて何が不満なんだ」と鳴海のお母さんの心境は全くかけ離れた感じ。。。
なので鳴海は、まずは何を企んでようがその理由を聞かないと止めることもできない、でもその前にお母さんの話をちゃんと聞いたことがあったっけ?
・お母さんにも「話したいこと」があるなんて考えたこともなかった・・・そんな子供に相談なんてしないし、終活勧めてきても信用できないよね
・親が死んだあと「親のこと何にも知らねえ~!!」となる子は多い、、、、、と痛感するのでした。。
かたや那須田はというと自分なりに結婚観があるらしく、結婚する可能性も示唆しながら、デメリットメリットがあるうえで、結局土井らを選んでも
リスクが消えることはない つまり結婚はもはや「好み」です」と言い切るのでした。
さらに那須田は、「好み」で選んだあとにしなければならないことについて、鳴海に語りだし・・・!??!?w
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