2021-08-17(Tue)
ひとりでしにたい 3巻19~21話【ネタバレ・感想】【娘が殴っても止めるべき父老後あるある落とし穴】カレー沢薫。。
★ひとりでしにたい/3巻19~21話/感想・あらすじ・ネタバレ/カレー沢薫。。/モーニング・ツーより、コミックDAYSに移籍?/女性漫画・青年漫画・ヤングレディースコミック
●ひとりでしにたい 19話 「昭和のオヤジに花束を」 ネタバレ・あらすじ●
定年後何もしなくなった父に対し、いまだひとりで我慢を続行中の母は離婚を考えていた。
ただ、父が変われば母は考え直すかもしれない。。
だから鳴海は父を脅してもらったのに、那須田の話は途中から「お母さんのご機嫌をとれという話ではないです」となぜか全然違う方向へ向かってしまいます。。
だから鳴海が戸惑っていたら、那須田は「生活力と周囲との絆のない男は定年後妻に切られたら 孤独死一直線 だから妻に依存するしかない
この構図何かに似てません?経済的に自立できてない女性 夫の経済力に頼って生活しているため別れたくても別れられず従うしかない」と持論を展開。。
となると鳴海は聞き捨てならず、子供をもつ女性の経済的自立はそんな簡単なものではない、と反発します。。
でもその言い分のあらかたを認めた(?)那須田は、女性は自立しにくい社会だけれど、男の生活的自立はまだ簡単・・・
と男が妻に縋りつかなくても生きていけることを力説。。
ただ父は「今更俺に掃除や飯炊きとか 近所の井戸端会議に参加しろってのか~?」と、一気に苦々しい表情になってしまいます。
なのに那須田はひるむことなく、家庭を株式会社に例え・父を会社の全権を母に渡してしまった「事務所の置物」扱い。。
さらには、お父さんは会社員としては終わったかもしれないが、今度は家庭という会社の経営者としての仕事が残っている、と我が家の企業分析を始めることを勧めるのでした。
でも鳴海としてはもっと具体的に何をしたらいいのかを指南しないと・・・と思ったのに、那須田は「調べる気になれば老後や終活の情報
なんていくらでもあるのだから、問題は調べる気があるかどうか」とこれまた説明。。
そう、情報化社会と言っても情報の方からやってくることはないわけで、調べる気は重要・・・!!
ただし、ここまでは順調に見えた鳴海・那須田連合軍(?)の説得作戦は、父をまさかの「沼」へとはまらせ、母を激怒させる・・・かもしれない展開に・・・!?!?!?^^;;;;;;
●ひとりでしにたい 19~21話 感想●
今話は、なにげに那須田が活躍し、鳴海も「お友達がたくさんいる」じゃ女一人の老後は家を借りるのも厳しい、日本は家族であることを
重要視する国だから仲間との絆じゃ乗り切れないことが多い、多少ポンコツでも家族は捨てずにリフォームして使った方が賢い、等々と力説したものの・・・。
父が、まさかの老後あるある落とし穴的なものに、すっぽりはまりそう!?!?
那須田は鳴海に、殴ってでも止めろと言っている^^;;。こりゃあかんw。
しかしこんなある意味重い話題なのに、カレー沢薫先生のポップ(?)さ炸裂で、なぜか母娘ラップバトルなどが華を添えて(???)て
笑いながら読めるのがいいかな。。(人生の落とし穴的情報は入って来つつも、あんまり暗い気持ちにならない)
でもそういう人たちがいるのは知ってたけど、実際のところどうなのか・どうやばいのかとかあんまり知らないから、父がハマりかけてるシロモノに興味津々・・・。
で、続きは第四巻へ・・・。
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