2021-09-17(Fri)
少年のアビス 6巻【ネタバレ・感想】【心中するわ・その他山盛り】峰浪りょう
★少年のアビス/6巻/ネタバレ・感想・あらすじ/峰浪りょう/週刊ヤングジャンプ/青年漫画
6巻は、48話~57話入り。
●少年のアビス 6巻 ネタバレ・あらすじ●
6巻は過去・・・
似非森が13歳で転校した途端いじめられているシーンから始まっていて、同級生たちは田舎者コンプレックスのせいか東京モンが気に食わなかったみたい。
だから、同級生たちは似非森の標準語を叩いていて、でもその中で地味女子:篠岡さんだけはこっそり助けてくれたりしたみたいです。
とはいえ似非森少年の苦悩はこれにとどまらず、父の浮気が発覚してから心を壊してしまった母はつらくあたってきて、祖父母宅のある
この田舎に身を寄せたものの本当に居場所がないみたい。
だけどある日、似非森は同級生の黒瀬夕子(令児の母)が親に泣かされて飛び出してきたところに出くわし、似た境遇やらなにやらと
一目惚れしたのも相まって急接近するのでした。
そしてふたりは、心中未遂までするように・・・!?!?
かたや、、、、、、、、、、、、、、、、紆余曲折がありまくった末、、、夕子は令児と心中「し合い」、、、、、、、、、、、、、果てにまさかの・・・!?!?!?
●少年のアビス 6巻 感想●
うっわw。何個事件が起きるんだ^^;;;;;;;;;;;;。。
はげしーな、、エゴとエゴのぶつかり合い。。
でもなんか、似非森の小説家って設定をのぞけば、この漫画ってほんとそこらの田舎町にゴロゴロいそうな「ちょっとふつうで、ちょっとこじらせた人間たち」
が織りなす普通臭のドロドロが極まってるから、あっちもこっちも「毒親」・「お母さんスナック勤め」・「お父さんアル中」・「借金まみれ」
等漫画や小説・ドラマでもまあまあ聞いたことがあるのに既視感よりも衝撃が上回るかな~。
にしても、似非森と夕子の思春期何気に微量にあまずっぱくって、びっくり・・・まあ、、「人に歴史あり」とはよく言ったもんだ。。
ある意味ナギと令児なみに、歪んだ恋物語にはなってたかな・・・ってことはあの二人も下手するとこんな中年になってしまうのか。。
「大人になりたくない」・「大人とか全部全部全部最低」・「大人になんかなる前に 死.んだ方が・・・」と言っていた似非森が、なかなかな
・・・もう抵抗力などとうになくしたかのようなクズな大人になってるんだもんなあ。
ん?しかし、似非森が令児の父・・・???
やっぱりと思うような、、まだわからないことがあるような。。
+柴ちゃん先生も、、濃い!!濃ゆい!!
いやはや、、あっちもこっちもキョーレツすぎて、ちゃんとこのお話着地するのかな。。
まあ今までの峰浪先生作品見てると、エゴを描きつつも作品のクオリティとして変な終わりかたはしないんだろうけども。。
▼似非森少年。
◆峰浪りょう先生作品ネタバレ感想記事一覧 少年のアビス・ヒメゴト~十九歳の制服~(ここまでは本館)・溺れる花火(青年館)
これもある種の共依存なのか、、にしても、じゃー子供が悪いかっていうとそうは思いたくないような、、、でも断ち切るとしたらやっぱり
子どもが変化しなきゃならないような(オトナのほうがこういう変化する力、あんまないよね、、、)。。
しかし夕子の原動力って何なのかねえ、、自分が閉ざされた青春送ってたから、息子が何も負荷なく生き生きと自分の人生送るのが嫌とかそういうのだけじゃ
なさそうだし、、もう理由なんかなくても突っ走るもんなのかな、リミッター超えると。。
それとも、やっぱり若い世代が自由に生きるのいやなのかなー。
うろおぼえだけど、前にどこかの部族?が風習として女子の<自主規制(上じゃなくて「下」>を・・・快楽に目覚めない・早いうちから切り取っちゃう?のをやってて、
現代になってそれはよくないと言う意見(←外部から?)が議論されるようになり、でも一番その風習を廃止するのに反対したのって、
若い男性でも年のいった男性でもなくて、その風習の洗礼を受けた中年女性たちだったって聞いて衝撃受けたんですよね~。
自分達がそんな思いしたから次の世代にはそんな思いさせたくない、じゃなくて、自分達は苦しい想いしたのに若い世代は免れるのずるい、となるのかって。
にしても、母子で心中「しあう」か、、、おっそろしや。。その他も山盛りだし。。
ただ、、令児は第二段階に入ったのかねえ、、言えたし。。
まあ、、それ以外もチャコがあやしい動きしてて、次巻も相当~~荒れそうです。。(ぐちゃぐちゃなんだけどハイクオリティな混濁感があるのが面白い)
少年のアビス7巻は、2021/12/17発売★
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