2021-10-06(Wed)
薔薇王の葬列 17巻【最新】75話【ネタバレ・感想】【VS毒母最終章】菅野文
★薔薇王の葬列/17巻【最新】75話/感想・あらすじ・ネタバレ/菅野文/プリンセス11月号2021/少女漫画
祝・今月号で連載8周年♪
テレビアニメは2022/1、連続2クールで放送開始★
●薔薇王の葬列 75話 ネタバレ・あらすじ●
冒頭は、アンからの別れの手紙を読むリチャードで・・・
王妃が旅立ち一人ぼっちになってしまったというのに、、本人までもが喀血しているという不穏な状態。。
しかも王太子に続き王妃までなくしたリチャードに、様子見だった貴族たちも大半が戦の招集を断り・寝返った者も多いようです。。
ただ、、もはや自分の行く手に荊は何一つないと奮起し、リチャードは手持ちの軍隊に進軍を命令。。
ところがその途端白いのししがついてきたので、リチャードは己の死期か「主」の死期を察しているのかもしれないと感じるのでした。
そのうえこのタイミングでジャンヌが現れて、「大切な人達を皆差し出したっていうのに 神ってやつは強欲だね
たったひとつの”光”を得るかわりに 何もかも奪われるなんて」とチクリと言ってきたりも。。
ただリチャードはもう達観さえしている部分があるのか、病は神の恩情かもしれんがな・・・と吐露するのでした。
でもジャンヌは本心を見抜いていて、欲しい物も大切なものも何もないふうでいるリチャードに、君にはどんなに忘れようとしても・
逃れたくても逃れられないものがあるはずだと示唆。。
すると直後、、リチャードの前に「そのすべての苦しみの根源」が立ちはだかり・・・!?!?!?
●薔薇王の葬列 75話 感想●
うーーーーん、、、、今話はVS毒母最終章と言う感じだったかな、、、しかし人生の昇り龍のような時期とはうってかわって、
すべての荊の発生源でもあるかのような母とのアレコレも、、この人生の斜陽時期においては案外最後はあっさり終わったような・・・。。。
そこにも悲哀があるような・・・。
まあ、、母も父が別人だったと暴露したりと、、、、、、かなりな爆弾発言投下してたけどね。。
それでももうリチャードがそんな母よりも、力ない状態でも器の大きさ見せてたような、逆にもうそう受け止めざるを得ないような、、
和解には程遠いけれどこれもある種の受容なんだろうか(複雑な心境)。。
痛みと共に荊の鎖がはずれたような、その分あとは余計燃え尽きてしまいそうな、、、まだまだ若いのにもう晩年かのようなリチャードの姿に哀愁を感じまくった第75話で御座いました。。
***
いやしかし、ほんとバタバタいろんなことが「店じまい」していくかのような終末期(?)だなあ。。。
リッチモンドファンの読者さまには悪いけど彼はどうもうすっぺらく感じて、いまのところ入れ込む気があんまり起きなくて・・・
なんかこうも斜陽の夕陽の暗さが早まっていくとあと1・2話で終わってもおかしくない気までしてきてしまった、、まあさすがにそれはないか・・・!?
ただあとあるとしたら、ケイツビーとの関係・ヘンリーとの関係、ベスあたりの関係がどう描かれるかが見どころなんですかね。。
アニメ終わるまでは続くのかな~?それともその前・・・?はさすがにないか。。(できるだけ続いて欲しいという気持ちはありつつも、ついつい予測)
これだけの斜陽ぶりでも悲哀が情緒あるのはさすがの菅野先生節だけれど、今後どうなるんだろ・・・(ヘンリーですら、あっさりエピソード終わったりして / 描写すらされなかったりしてとかすこ~~しだけ思う / さすがにないか パート3)。
次号の煽り文句は「再会」とやらで意味深・・・うーん。
▼「薔薇王の葬列」のキャラで、誰が好き?
▼表紙でした★
コミックス16巻は2021/12/16発売予定★
公式ノベライズも発売予定らしい。
薔薇王の葬列 【最新】76話は、プリンセス12月号♪
2021/11/6ごろ発売☆
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