2022-01-22(Sat)
【1】43歳、子供部屋おばさんだって愛されたい 1話【ネタバレ・感想】【実家に寄生する独身女！？＾＾；；】松浦すみえ 丘邑やち代
1★43歳、子供部屋おばさんだって愛されたい/1話/ネタバレ・感想・あらすじ/松浦すみえ・丘邑やち代/電書バト/女性漫画・レディースコミック
●43歳、子供部屋おばさんだって愛されたい 1話 「独りぼっちで老いていくのは嫌」 ネタバレ・あらすじ●
「ババァじゃねぇかよ！」
「サバ読んでんじゃねぇよ 詐欺だろ！あ～なんだよっ 金っ！
金だよ 交通費！嘘ついて無駄足踏ませたんだから当然だろ！」
”池崎陽子 43歳 これが私の出会い系デビューだった”
ヒロインの陽子は、社員食堂のアルバイト20年目。。。
だから、勤務中にこの会社の社員たちが「俺はもっと上を目指したいね 少なくとも学べるものはあるけどさぁ 2、3年で転職考えないと」と
見切りをつけて転職しようとしている会話を小耳にはさむと、私なんて転職どころか氷河期で就職もできなかったのに・・・とげんなりしてしまいます。
だって、社員になれないまま時給は20年前とほとんど変わらず、何回かやっとあがったのも最低賃金が上がった時だけ。。
なので陽子としては”世間からしたらまさしく底辺”という自覚すらあるものの、一方では 特に困ってないし・平和に生きて穏やかに死ねたら
私の人生は上々・・・と淡々としています。。
ところが、「男なんていらない」とずっと言っていた独身仲間の奈津美が急に結婚することになり、「運命の出会いって実際にあるの
彼と生きる事が私の宿命だって確信してる」・「「子供部屋おばさん」は卒業する」と言い出したから、陽子は愕然。。
しかも、その聞きなれない「子供部屋おばさん」なる言葉の意味が「うちらみたいに 実家に寄生する独身女の事よ」だそうだから、、
陽子は余計にあっけにとられてしまったし、その後もモヤってしまうのでした。
というのも、家に帰れば実母が夕飯を作ってくれていて、、それは40年以上変わらない日常だったけれど、、これが「自立」でいてないって事・・・？！
なのにこのタイミングで母が奈津美の結婚を知ると、「子供産むならギリギリよね あんたもだけど」・「あんたはどうなの？
お姉ちゃんはあんたの歳にはもう二人産んでたわよ」とムカっとするようなことを言ってくるから、陽子は「私だって考えてないわけじゃないわよ」とは一応反発してしまうのでした。。
ただ自分の部屋に帰ると、、そりゃあさすがに「子供部屋」当時からは家具は買い替えてるし・職場にも近いし・親も高齢で
心配だし出ていく理由も見当たらないけれど、、、、、お金も男も若さも輝く思い出すらないことを実感してしまって、陽子はしょんぼりするばかり。。。
◆丘邑やち代先生作品ネタバレ感想記事一覧 ふたりぐらし・43歳、子供部屋おばさんだって愛されたい
【2】に続きます。
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