2022-02-02(Wed)
【1】余命一年、男をかう 1巻1話【ネタバレ・感想】【節約四十路余命一年?】吉川トリコ・志真てら子
1★余命一年、男をかう/【最新】1話/ネタバレ・感想・あらすじ/吉川トリコ・志真てら子/Kiss3月号2022/女性漫画・ヤングレディースコミック
吉川トリコ先生原作、上京したあの子・曖昧なカンケイの志真てら子先生作画の新連載。
●余命一年、男をかう 1話 「はじめてのoo」 ネタバレ・あらすじ●
”記帳が趣味とか言っているうちは 素人だと思う
このところずっと目を疑うような低金利が続いているのに 大事な資産を銀行口座に泳がせておくなんて 愚の骨頂”
ヒロインの片倉唯(かたくらゆい / 40歳)の楽しみは、一日の終わりに資産管理アプリで資産総額を確認すること。
だけど、同僚の丸山さんは 私は推しがいるから仕事も子育ても頑張れるのに、何が楽しくて生きてるの?とその質素な生活ぶりをあきれて聞いてくるのでした。
でも唯は筋金入りだから、楽しくなくちゃ生きてちゃいけないんですか?と淡々。。
というのも毎日三食自炊し、会社までは往復一時間歩いて定期代を浮かせて着服し、服もプチプラ・髪は伸ばしっぱなしでノーカラー、
仕事が終わってからは家で配信ドラマを見ながら趣味のキルト制作に励み、節約を最高のエンターテイメントと確信している唯にとっては、
二児の母でありながらイケメンの推しに無計画に課金する丸山さんから理解されることなんて、とうにあきらめているのでした。
そう、20歳でマンションを買った女:唯にとっては、恋愛はコスパが悪いからしたくないし・結婚も出産も同様の理由でパス、
他人と生きるということは不確実性が増すということで、そんな危険な投資に時間や労力を注ぎ込みたくない・・・
ローリスクローリターンが私の信条。。。
だって、この社会は女一人で生きていけるようには設定されてないから出世ものぞめないし、昇給だってほんの気休め程度。。
だからこの世に生まれたからには収支トントンで終える事が唯の目標みたいです。。。
ところが、、ある日市町村の無料検診クーポンで子.宮頸がんだとわかってしまった唯は、、その性質が災いしてか・・・
告知された直後に、手術をしなかったら死ぬと言われているのに、手術すればそこまで悲観的になるような病気じゃないと言われているのに、
完治をめざさず手術しなければどのくらいもつのかに興味津々に。。
となると医者は意味不明でドン引きしていたけれど、唯としてはがん治療で苦しめられるくらいなら緩和ケアだけうけてゆるやかに最期を迎えたい、
ホスピスは相当お金がかかるみたいだけれど最期くらいは贅沢したって言い、あと一年で死ぬなら将来の不安はなくなる・・・という考えなのでした。
【2】に続きます。
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