2022-02-07(Mon)
死ぬときはまばゆく 5巻【ネタバレ・感想】【癌なのに】小鳥遊ミズキ
★死ぬときはまばゆく/5巻/ネタバレ・感想・あらすじ/小鳥遊ミズキ/マンガUP!/青年漫画~少女漫画
4巻は、24~28話 + おまけ番外編。
※BAN回避で、文中にところどころ「 . 」が入ってます。
●死ぬときはまばゆく 5巻 ネタバレ・あらすじ●
「女の子はね キレイでいれば絶対幸せになれるのよ」
”私のキレイなお母さんの 呪いのような口癖”
そんな母の口癖が耳にしみついているせいか、美麗は光晴に
「私キレイになったよね?」と目を見て質問。。
すると光晴は肯定してくれたけれど、心がざわついてしょうがない美麗はその言葉が嘘に聞こえて仕方なくて、「どれくらいキレイになった?」
「誰ぐらい?花ぐらい?」と、どんどん突っ込んでしまうのでした。
すると変な空気になったので、美麗は謝りながらも・・・「光晴は前の私のままでいいっていう 変な人だもんね」とまたしてもきつい言葉を。。
ただ、気を取り直して鍋を食べたりしていたら、光晴が実はあのギャルみたいな先輩とは付き合ったことも・体の関係を持ったこともなくて、
そもそも彼女がいたことがないことが判明します。。
しかし、美麗は母の本性を光晴にはじめて語りながら、キレイになったのに喜んでくれなかったわびしさに涙してしまったりも。。
だから、そのあと光晴が夜の海にドライブに連れて行ってくれても、美麗は心がささくれていて千秋に「一緒に死んでくれる?」
と言われたことを思い出して・・・
光晴に、「私と一緒に死んでくれる?」と聞いてしまうのでした。
でも、純粋な光晴は美麗を好きだからこそ泣いてしまって。。
となるとさしもの美麗も反省し、ずっとひどいことばかり言っている点をわびるのでした。
だけど優しい光晴は「美麗なのに美麗じゃない」と整形直後に否定した自分こそひどいことを言ったと謝罪し、、
卑屈な言葉を吐露されても、「美麗はすごいよ 自分の力で前に進んでて 尊敬してる」ときっぱり。。
かたや、、家を出た麗花は夫のカードで散財していたら夫が癌だと告げにやってきて、子供と向き合ってほしいとお願いしはじめたのに・・・!?!?!?
●死ぬときはまばゆく 5巻 感想●
5巻は、ヒロインの美麗以外にも、母親目線・父親目線ががっつりと。
中でも子供を愛さなかった母:美麗の脳内が余すことなく描写されてて、なるほどなあ、、これだと美麗一家にはあわないかも・・・
とは思ってしまった。結婚前の略奪癖のある奔放さ、美人だけど満たされない虚無、子供が生まれたあと自分だけを特別扱い
せず子供にも心が向いてしまった夫を責める気持ち・・・かあ。。
子供が生まれて子供最優先になったら、夫が妻にげんなり・・・というのはよく聞くけど、美人でちやほやされてというのを
若い時に頂点で味わっちゃった身としては、夫からのちやほやはそこんじょそこらのレベルじゃ満足しないのかな。。
しかし、夫が癌だとわかっても その辺ゆらがないのか。。
∂∂
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まあ、、、、看病するのが嫌だから乗り換えちゃったり、現実みつめられなくて反発しちゃったりとか、、まあまあ聞いたりするかな。。。
かたや美麗は光晴とはかなり上手くいって.キ.ス.(※←BAN回避で点入れてあります)までするようになったけど、、
その辺甘酸っぱいけども、母から愛されなかった過去はやっぱり響いているみたい。。
依然、繊細な世界は続きそうです。。
▼美麗。
ガラス細工のようなセンチメンタルさと身勝手なギスギスがありつつも、光晴と花呼の真っ白な純粋さに心洗われる・・・と言った感じの第五巻(美麗も純粋だけど、屈折やダークな部分
もちょこっとあるので)で御座いました。。
しかしもしお父さん亡くなったら、花呼は母親と二人暮らしか、、それもきつそう。。
花呼の純粋さはそのまんまでいてほしいけど、おかーさんよっぽど改心しないと娘にあたりまくりそうでこわい。。
それに5巻で、超美人ゆえにファッションを謳歌してた若い時とは違ってたくさん買っても衰えを感じてしまう麗花からしたら、
みずみずしくてかわいくてこれから絶頂を迎え・可能性いっぱいの花呼なんてムカついてしょーがないんじゃないですかね。。
あと思ったのが、「死ぬときはまばゆく」のタイトルって千秋が死ぬ死なないみたいな話とか、絶望を感じた美麗のせめてもの願いとか、
そういう伏線フラグなのかなーと思ってたけど、まさかお父さんが死ぬときの話じゃ・・・ないよね!?^^;;
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