2022-02-19(Sat)
【1】中国・狂気の虐殺史〜殺戮の大地〜 【ネタバレ・感想】【超強烈!!!】
カテゴリが1300超えてしまったので、今後1冊完結のレディコミはこちらのカテで記事を書いていこうと思います。。
超~~~~~~~~!強烈!!!!!!!!!な一本・・・。。
タイトルになった作品ももんのすごいけど、個人的には「纏足」(てんそく)に 「ぶったまげる」内容が^^;;;。
(読んだあとこの内容をリア知人に説明したら、その子も点目になってた^^;;;;)
このコミックス1冊に、4本入り(うち2本は前後編 / 1冊48時間レンタルだと200円なのでお得です)
歴史は繰り返すというし、、他人事とは思えない・・・昨今女性が強くなれているけれど、また こんなふうにならないように気をつけねばと思わせるような内容です^^;;。
1★中国・狂気の虐殺史~殺戮の大地~/ネタバレ・感想・あらすじ/北上祐帆/ストーリーな女たち/女性漫画・レディースコミック
1●中国・狂気の虐殺史~殺戮の大地~ ネタバレ・あらすじ●
中華人民共和国は建国当時は 日本軍が去り内戦で国民党が台湾に逃げ、一党独裁の毛沢東国家主席が
中国を世界一自由と平等と富にあふれる国にしてくれるという希望があったらしい。。
しかし。。。。。。。。。。。。。。。。
1957年、山東省のとなる農村で 、ヒロインの周桂花は好青年の王万清と周囲に祝福され結婚するも・・・
その年は豊作で、村は自由と活気にあふれていて、桂花は庭のナツメで母が作ってくれたお菓子を周りに配り、それは故郷と
母の味として桂花の記憶に残るも、、そのあと彼女の運命は とんでもない事になっていくのでした。
と言うのも、まずは・・・同じ村に住む 唐春英(とうしゅんえい)は万清に失恋したはらいせに、叔父が村の共産党幹部で自分も党員という
ステータスを武器に桂花をなじりまくり・・・で、不穏要素いっぱい。。
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ただ、、万清は母子ふたりぐらしの桂花の家に同居してくれたし、優しくて働き者だったから・・・この幸せは「その時は」ずっと続くかに思われたのでした。
なのに毛沢東は1957年から文化人などに右派のレッテルを張り、へき地での強制労働に追いやる政治闘争を始めていて・・・
翌年には万清ら 村の男手は急にダム建設工事に駆り出され、村内には女子供と老人のみとなり、力仕事の負担がひどくて。。
ただ万清たちはもっと劣悪な労働環境で、飢えと寒さと暴力と疲労で次々と「いなくなる」事態で・・・、、、その中でも桂花がみごもったという知らせだけが吉報な状態です。。
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というのもこの水利事業は毛沢東が5年間続けた「大躍進計画」のさきがけとなった事業だったけれど、地質等々を無視した
でたらめな計画で洪水土砂崩れダム倒壊が相次ぎ死者多数、田畑は埋まって塩田となって作物は減るという大失敗そのもの。。
しかもそれは万清も同様で、、、土砂崩れで埋まって死亡した・でも遺体は埋まったままで了承しろという通達文のみが届いただけで、、、
悲しいことに桂花は結婚一年で未亡人になってしまうのでした。。
【2】に続きます。
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