2022-02-19(Sat)
【3】中国・狂気の虐殺史〜殺戮の大地〜 【ネタバレ・感想】【父が娘に「同時に」三人の夫を持たせた理由がエグイ】
3★中国・狂気の虐殺史~殺戮の大地~/ネタバレ・感想・あらすじ/北上祐帆/ストーリーな女たち/女性漫画・レディースコミック
2●女なんてものに ネタバレ・あらすじ●
この読み切りの冒頭は、現代の中国の病院にて、老婆が自.殺未遂した孫娘を見舞いをしながら 諭すために昔話をしはじめたところからスタート。。
というのも、この孫娘の ひいおばあちゃん桂香(けいこう)は、うまれが貧しい農村だったせいか、女性としてかなり苦痛な人生を送ったらしい。。
で、、その内容はというと仰天の連続で、まずは・・・桂香は母が出産し妹ができたのに、、、お産の直後、
父は「またしても」女児を産んだのか!!とっとと殺せ!」的に、妻をねぎらうどころか ひどい命令をしたのでした。。。
しかも妻がそんなことはできないと拒んで、夫は「7年前に桂香をやりそこねた時のようなマネはさせない」、と言いきり、
立ち聞きしていた桂香を「この死にぞこない」となじる始末。。。。。。
さらには悪魔のような父は、「よく見とけ女などなにもできない、家を継ぐことも力仕事もできない飯だけくう」、的に、、と妹をその場で殺.してしまうのでした。。
そのうえ、父は山を二つ越えたところの遺棄場所「死の谷」に、遺体を捨ててこいと桂香に命令。。
すると、母は出産後の身体で山を越えるのは無理だからと、涙ながらに桂香にお願いしつつ、「死の谷には化け物がいるからとって喰われないようにすぐその場を去りなさい」と教えるのでした。
と言うのも、死の谷とは間引きされた赤ん坊の捨て場で、女児が軽んじられていた当時の風習からして、その死体はほとんどが女の子。。。。。
しかも生き残った女児たちも、そんな「間引き」により 生存している男女比がアンバランスになった結果、、、結婚適齢期になっても男が余る事態になり・・・
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(かといって、男が結婚や恋愛をできないから女性がモテモテになって高飛車に出れるとかではなく)、、、、、、
女性は地位が低いまま、「嫁」は金で売買されるのでした。。。
そう、当時、、、金がない家には「妻ひとり」に「夫がニ・三人」の場合や、ひと月だきだけ嫁を貸し出すこともされていたという、仰天の風習が。。
かくして、父は桂香が 14歳成人になったらすぐ結婚させる、結納金は最低三百元だと金儲けの道具としてしか考えてなくて、、やっと生まれた弟のことだけ溺愛するのでした。。
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しかも、、父の強欲はとどまるところを知らず、「300元は無理だが、100元ならいいという家が3軒あったから、おまえは三軒の家を順繰りに(日替わりで暮らし・よとぎに)行け」と桂香にトンデモな提案を。。
で、、父は堂々と、「多少大変かもしれないが、ゆくゆくは旦那が死んだら三軒の家が桂香のものになる、この300元で将来弟の嫁を迎える、
だから離婚は許さない、結納金を返さなきゃならない、
三軒の家に気に入られるよう精一杯嫁の務めを果たせ、一番大きな仕事は男児を産む事、ひとりごとにお礼として50元もらう約束もしてある」とまで娘に言ってのけるのでした。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
【4】に続きます。。
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