2023-06-03(Sat)
太陽よりも眩しい星 4巻13話【ネタバレ・感想】【告白の決心】
★太陽よりも眩しい星/4巻14話/ネタバレ・感想/河原和音/別冊マーガレット/少女漫画
●太陽よりも眩しい星 14話 「決心」 ネタバレ・あらすじ●
お金持ちのOBが寄付してくれるから、わが校では後夜祭、キャンプファイヤーと花火がある、
生徒のリクエスト30曲くらい流してフリーダンスする、みんなリクエストした曲のタイミングで告白する、それにのっからないか・・・
その後、学祭は告白イベントだからと翠に煽られた朔英は、意外にも「そーなんだいいね」と、あっさり告白してみる気に。。
というのも、「男としてみてほしい」と言われたのに朔英は「私が告白しないと 気が付いてくれるとかないから絶対」と思ってるみたいです。。
ただ直後、光輝がいまやったマラソンの順位ネタで会話しにくると、朔英はすぐに緊張したり・・・それでも、ひとりで告白できると
言い切ったり。。ただ、、翠が気を利かせて 文化祭実行委員を朔英と光輝にやらせようとしたら、先生は岩田と仲いい男子=鮎川だと判断してしまうのでした。。
だから鮎川とまとめて文化祭委員をやらされそうになったけれど、、そこに光輝が助け船をだしてくれて、結局井沢くんと美織がやることに。。
ただ、、井沢くんは相変わらずのお調子者っぷりで、事務的にテキパキこなす美織が仕切る中、松岡修o氏的な掛け声をクラス内にかけていて、、
どの程度役に立つのかかなり怪しい感じです。。w
かたや、実行委員長になった昴は、全校生徒の前でちゃきちゃきと面白宣言をかますなど、相変わらずの万能ぶり。。
でもそんな昴も、光が強すぎるせいか敵もいるみたいで、賞を取って学校に掲示されていた絵がマジックで汚されてしまうのでした。
しかもそこにちょうど通りかかった朔英がマジックを拾った時に、昴が現れて・・・!?!?!?
●太陽よりも眩しい星 14話 感想●
で、今話もまずは冒頭から・・・。朔英、「男としてみてほしい」のセリフ思い返したりしてるから響いてるけど、、それでいけるかもと
思うではなく、想いにきづいてほしいから告う、みたいな・・・カップル化するよりも告白が自己満足ポイントなのか、、あれ、光輝が渾身の
力を振り絞って言ってたなら、え、、そうなの!?!?とびっくりするだろうな・・・。でも朔英、急に告白するって言い出すとは思ってなかった、
もともと頭いいしめっちゃがんばってこの学校うかったわけじゃないし、やると決めたらさらっとこなせるのかな、一大事業(?)でも。
背が高くてがたいがいいだけで、そのほか割とそつなくこなせそう。にしても、マラソン中のアイコンタクトやらなにやら、、光輝絶対
朔英のことすきだろ~~と思わざるを得ない展開ばかりだけれど、、正解がおがめないまま読者は宙ぶらりんの、作者の掌で転がされるローリング感を楽しむしかないのです、ハイ。
かたや、鮎川くんと朔英も割と接近・・・なのか!?これまた朔英はぜんっぜん気づいてないけど、光輝は恋敵認定してそうw。
今話も、朔英がコケて鮎川くんの机に顔面から突っ伏したみたいな状態になった時の、真顔w。
キーとなるわけでもなく、顔にめっちゃ縦線が入るわけでもないのにその真顔に迫力がにじみ出てて、なんか印象的でしたね。。
河原先生、こういう喜怒哀楽!!じゃない微妙な表情で、大量生産顔にならない絶妙な塩梅の感情をにじませるのお上手ですね。。
ちっちゃいコマであんまり顔大きく描いてなくても、どんな表情してるのか拡大したくなる千差万別感。。
しかし、鮎川くんも光輝が朔英好きなの分かってそうなのに、ひきませんねー。。でもって、またバチバチとか描いてなくて、本来
ほわほわするような展開の時に飛んでそうな点描みたいなのがこの男子たちの後ろに描かれてるのが面白い。。
いつぞやの桐山君の時みたいに、後ろに情念か怨念のどす黒い嫉妬みたいなのが渦巻いてても不思議じゃないセリフなんですがw、
このキラキラがこのいい意味で若干青臭さのある青春なお話には似合ってるのは確かです(今後、変わっていくかもしれないけども)。。
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それでもって、そんなキラキラににつかわしい 光輝は、この学校の恒例で文化祭、2年はダンスで3年は演劇で活躍する「キラキラ組」でさらにモテるかも・・・!?
その前に告白するなら、、邪魔まだ少ないかも・・・なんて思いながら読んでたら。。現在キラキラ組の昴、、それなりにねたみかやっかみかを買ってたのか、
絵にいたずらされてしまいました。。しかも、朔英が疑われても仕方ない状況。。
でも昴、疑ってないで「誰がやったかみた?」と聞くあたり人格者なのか、それとも朔英の表情が(よく)変わったあたりとか
じっと見てるコマ(?)みたいなのあったから、それって例の「試し」なのかどうなのか。。
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まあそんなこんなを考えながら読んでたら、すぐやってきた光輝、同じく朔英を疑わず、全面で潔白を主張してて頼もしい。。
この間髪を入れず味方になったあたり、やっぱり好きなんじゃないかなと思うけどもどーなんでしょ。。
しかも、「さえちゃんに言われた事 そーかもって思いはじめたよ」とは・・・?
=神城の事を子供としてみない =朔英的にはピンチ・・・!?
だからか、朔英が割と朔英にしては行動・・・しはじめたけど、これっていい展開にいくのかな!?
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昴は安直に言い分を信じ込むでもなく、でも安易にマウントしたり圧をかけるでもなく、つかみどころないけどもデキる感は伝わってくるかなあ。
光輝の事好きかって言うとどっちかというとお節介でチェック入れてる&人と関わるの好きそう(上に立つくらいだから)だから
首突っ込んできてる気もする。好きがあるとしたら、それこそ恋愛と友情と分けてない好き、みたいな感じなのかなあ・・・・?
独占とか交際とか考えてる段階じゃないような・・・??