2023-08-13(Sun)

夜に聞かせて 2巻6話【ネタバレ・感想】【赦しても巻き込まれる】




夜に聞かせて/2巻【最新】6話/ネタバレ・感想・あらすじ//別冊マーガレット9月号2023





夜に聞かせて 6話 「持たざるひと」 ネタバレ・あらすじ●





未耶をアパートに招き入れたら部屋の様子に無言になったから、由良くんはその質素さを注目されたのかと思ったのか、



「親子ふたり住む所なんてこんなもんでしょ」と反応。



しかも未耶が「らしくて 綺麗に整頓されてるなって思っただけだよ」と言っても、由良くんは部屋の椅子もタブレットも文房具?なども、



すべて春高のおさがりだ、我が家はあいつの家に寄生してる・・・向こうは全く気にしてないけど的な自虐をさらりとしだすのでした。



すると未耶は「それは・・・友達だし・・・」とフォローしようとしたものの、由良くんは嗤いながらも「違うね 完全憐れまれてんだよ」と断言。。



そう、、由良くんだって春高を親友だと思っていた時期があったけれど、それはとっくに消え失せたみたいです。



というのも幼い時に父が亡くなった時、由良くんは春高にやさしくされて一緒に遊ぶようになったものの・・・。。。



ほしいけど金銭的に遠慮してたゲーム機を母が誕生日にくれたと思ったら、それは実は春高が「いらなかったし(新しいの買ってもらえるから(?))あげた」的な、、



無神経まじりの善意で由良くんの手に渡ったものだったらしい。。。



そしてその後もいろいろおもうところがあり、、由良くんは「あいつと俺は対等じゃない」・「「友達」になんてなれないんだよ」・



「手に入るのがあたり前で それを手離す事を何とも思ってない 想像もしてないんだろうな 友達に施された側の気持ちなんて」



・・・等々と、だから春高が欲しがってるものを先に手に入れてやろうと思った、巻きこんじゃってごめんね・・・と言うのが由良くんの経緯だったらしい。。



ただそんなこんなを聞かされた未耶は正直他愛ない動機だと思ったものの、笑って話す由良くんがなんだかとてもかわいそうで、



やっぱり春高のこと大好きな・まるで小さな子供みたいなところがみてとれたから、思わずだきしめてあげて「なかったことにしてあげる」と



全て許してあげるのでした。するとその後・・・結局由良くんは未耶に本気になりはじめたものの、、、、愛音と春高が別れてしまい、、、



暗雲がまたたちこめはじめて・・・!?!?!?^^;;;



夜に聞かせて 6話 感想●





なんだろ~、由良くんが春高への感情をこじらせてても、なんとなく屈折してる男子高校生というよりは、確かに傷ついてさびしそうな



少年に見えなくもないし、未耶がかわいそうとおもったのは憐れみというよりは慈愛で、母性本能に近いようなものにも見えた。



(実際はどうだか不明)



というか、、割愛したけどもおさがりの経緯・・・たしかに、春高無神経かもしれない・・・悪意ないけど、住んでる環境の次元が違うなあと言うのは



格差は感じてしまうし、それが憐れみといっても見下しじゃない気もするけどもそんな薄っぺらい同情のほうがそれはそれで割と傷つくし憎しみきれなくて離れることもでき



なくて、抜けない棘として残ってしまうのはあるかもしれない。かたや未耶は、「ずっと振り向いてほしかった」由良くんの気持ちをくんで、



淡々とだけど柔らかい感じで「赦し」を示してて・・・こっちは大人びてると言うか、ある種達観してるというか・・・これはこれで変わった少女漫画ヒロインだわね。。(レア感)



察しいいけどトラブルに遭いやすいヒロインって、察しよすぎて先回りさせられて利用されたり、察しいいから遠慮しちゃって



損ばっかりしてたりするけども、未耶はフルボッコになるかと思いきや敵を味方にしたりとか、、友達関係も完全に浮きもせず



・・・みたいな単純な構図にはまらずなんか意外と自由に荒波を泳いでるかのような部分はあるような。。



(前作天使だったらよかったのヒロインは察しいいようなよくないような&運命に翻弄されまくりなところあって、読んでるとハラハラあったけど、こっちはこっちで運命からタコ殴りされるJK時代より、ある意味未耶みたいなスタンスのほうがいいような気さえする)



なんか、自分も由良くんもやり直せると思ったし、変わりたいと思ったし・もう一度最初からリスタートするために



夏休み由良くんからも愛音たちからの誘いも全部断ってすごしたから、今後は思ったようにふつうの日々が来るみたいに思ってたみたい。



ただ、そんな未耶の言動に、、休み明け・・・たまらなくなった由良くんが、、見たこともないような表情(大笑)で真剣告白してて



ちょっと笑ってしまった。。だって、、1巻、、未耶がやばいことになりそうだったあの漆黒の雰囲気と同一人物と思えないw。



いやー、人間、印象ってかわるものですね(特に思春期だしな)。。



ってなわけで、今後は由良くんの未耶・おまえを振り向かせてみせるZE ★ 的など根性物語(???)でも始まるのかしら、と



油断しましたら・・・春高と愛音が夏休み中に破局していたらしい。。



(というか、よくわかれることができたなあ)



この感じだと、春高が愛音ふったのか・・・???



しかし、、春高が他に気になる子がいたらしい、というのが原因だとしても、それに対する愛音の未耶に対する一言が



「私 その子のこと好きになれるかな」ってなにw。



不穏じゃない??それ、未耶だとわかってて言ってるのか・・・??



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仲よくなる気がなくて好きになれるかなというのを威圧で言ってるのかな、、表情からはそう見えない気もするけども、その辺演じてこれ言ってたらそれはそれでとても怖い^^;;。



かたや未耶は未耶で、チャンス到来と思わず、これまた思考回路が不吉^^;;。



へ~~そういう感じか、、これが当事者ならではの感情なのかしら。



今後の動向が、興味深い。

夜に聞かせて 1

夜に聞かせて 1



別冊マーガレット 2023年9月号

別冊マーガレット 2023年9月号





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苦労知らず&恵まれたおぼっちゃん?的な春高、愛音との愛憎劇?を経て、どうなったのか・・・それとも、何となく鬱屈とした感情を



かかえただけで、そこまで実は響いてないのか。。「変わろうとしていた」・「変わった気でいた」という現状、、、、この今までの



なんだかんだで一番激変したの由良くんに見えるけども、、春高が闇落ちとかしてたりして。。まあでもさすがにおさがり配りマン???だとしても、



愛音を由良くんに押し付けたりはしないか(モノじゃないしね)。。でもって次号予告を見ると、やっぱり暴走担当は愛音なのか・・・?



かたや、未耶の慈愛も「過ぎた事」だから許せたところあるんだろうけども、今後多角関係が現在進行形になってしまうわけ?で、



その変わって行くかたち・距離感のなかで、彼女がこのむ形とアレルギー反応示すかたちも、意外なものが含まれそうですね~。



依然、目が離せない感じにんありそうです。


夜に聞かせて 6話は、別冊マーガレット10月号☆



2023/9/13発売☆



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