2023-09-30(Sat)

【3】少年のアビス　9巻ネタバレ【底なし沼の暗部で腐り待ち】

3★少年のアビス/9巻/ネタバレ・感想・あらすじ/峰浪りょう/週刊ヤングジャンプ/青年漫画

あの兄弟の会話を実は立ち聞きしていて（その様子、どんなホラーよ）、兄を町から出さないために家にデ..リ....ヘル呼んでる！！！！！！！！

うええええええええええええええええ、、帰宅したとたん、汚い女もののサンダルと、漏れ聞こえるあえ.ぎ声聞かされた時の、令児の心境よ・・・。

このお金を渡したら兄は家を出ていく・・・と複雑な心境になりながら帰宅したのに、、「兄ちゃんバカだな　もう逃げられないよ」って令児は乾いた感じで想ってるし。。

あと、、こちらもなかなか・・・で、、夕子とタイマンはった柴ちゃん先生、、なんと玄とチャコをまとめて清算する新技に出た・・・！

それ検索してる時、頭のタオルにくまさんマークついてるのが余計に怖いw。

(感想続き）

と思ったら玄は玄で、チャコ無理矢理襲ってるし。。そこに魅惑の果実があるからもいで食べてしまおうじゃなくて、ただいじけくさっただけの女がぐちゃぐちゃわかったようなこと

言ってるのもムカつくし、令児をテメーのいじけに利用すんじゃねえって思いながらやろうとしてるのもビビる。。（+昔俺のこと好きだったんやろうが発言も、、「思い出」に対するチャコとの温度差！！）。。

でもチャコはチャコで、似非森の本の主人公になれるから令児に執着してたんかい、、、これもゆがんでる・・・ただ、、これが本人にとっての正しい価値観・正義ならば、

それはゆるぎなく遂行されてしまうのか、たとえ相手が潰れることになっても。。この漫画、相手の幸せを考えるみたいなの、真面目にしてる人ほとんどいないよね・・・しかし全部肉食・獰猛でブルドーザーのようにすべてなぎ倒す性格ではなくて、

ある種肉食、ある種こじらせ草食、そしてトータルではやたらと行動力・捕食力がある（令児は意外と無い）ところが不気味。

こういう状態が、チャコにとって清々しい現世なのか・・・。。こんなに詩的に生きようとすると、そりゃあ現代社会を生きていくのは辛そうだ。。

そしてこんなめちゃくちゃ理論でも東京に導きだしちゃったよ、、チャコ！！　＝　柴ちゃん先生のもくろみは崩れ去りまくり。。

怒らせちゃいけない人を怒らせた～～、今後の展開が怖い。。　+　令児は令児で積極的に他人潰しにいったりはしないが、

チャコから光が消えて行って嬉しいって思ってしまったって事は底なし沼の深いところから、空回りして錆びて腐って堕ちてきそうなチャコ見て喜んでしまったってことか。。

ひどいはひどいが、ひとりで暗部にいるものだからこその心理なのか。。

と思ってたら、三人は分裂、しかも令児は夕子への想いをこじらせて自分を「好き」と言ったことに対して分析してつきつけてるし、、ひいい。。

なんか、みんながみんな糸の切れた凧（ただし爆弾つき）になってるように見えて、、でもそれでいて印象的なシーンが多くて、

そこまで心理に共感してない時でも読んでて自分も一瞬闇に引き込まれそうなところが興味深いかなあ。。

深淵/アビスを見たからには、もう理想が夢をかなえるとか成り上がるとか上昇方向じゃなくて、一緒に墜落していく相手を取り込むことが救済になってるキャラが多すぎて、、なんともはや・・・な地獄絵図だけど。。

◆峰浪りょう先生作品ネタバレ感想記事一覧　少年のアビス・ヒメゴト～十九歳の制服～・溺れる花火

巻末の番外編「センコウショウジョ」は、柴ちゃん先生が柴ちゃん先輩だった時、高校時代のお話。。

先公あたりと閃光かけてるんだろうか。。

卓球部を三度目の膝の人体損傷で選手生命を断たれ、推薦で入った高校なのに迷う今後、そして彼女付なのに言い寄ってくる元同中男子・・・

ってか、、、まあ、、彼女付なのに告白した男子もどうかと思うが、見開きドアップで柴ちゃん先生の断り方＆目ｗ。

普通の漫画キャラが頬染めそうなところで真逆だったり、でもキラキラした部分もあったり、、なんかちょいちょい独特なような、でも希望が減って町の灰色さに気づくあたりが、、なんか妙にリアルなような・・・

あの柴ちゃんにも青春時代がでほっとしたり、なんかぞわぞわっとして困惑したりの番外編でした。。

+　で、この少年は令児ですかね、、変なところで因果があったのか。。

ゆなきゅの漫画評☆ネタバレあらすじ感想φ(:3｣∠)_

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